第6回真皇杯ラストチャレンジ運営 対戦参加 ベスト16 オフレポ 〜ありがとう真皇杯〜
オフレポをベストショットで開幕
7月13日に真皇杯ラストチャレンジに運営として参加させていただきました。また、対戦参加させていただき、予選エアロブラストブロックを5-1で1位抜け、決勝トーナメント1回戦シードで1-1の3回戦敗退。ベスト16でした。オフレポを書きたいと思います。今回も実際にお会いした上でツイッターでフォローさせていただけている方を勝手にポケモントレーナー図鑑に登録させていただきます。大変申し訳無いのですが不備がありましたらご指摘いただけると幸いです。
「真皇杯」復活の時
正直何から書けばいい良いのか悩みます。真皇杯は私のポケ勢としてのスタートであり、この大会が無ければヨードホルム氏以外の全ての方と私は知り合っていません。ポケモン対戦の厳しさ、勝つ喜び、負ける悔しさ、交流の楽しさ、結果を出す嬉しさ、全てを教えてくれた私にとって恩が大きすぎる大会でした。そこで、今回はラスチャレのオフレポではありますが、真皇杯が復活すると知ったあの日のことから書きたいと思います。長く書く気満々なのでお時間あるときにでもお読み下さい。
「真皇杯が復活するみたいですね。」
Liveraさんからそのことを聞いたのは去年の5月5日。第1回雷撃の時でした。その前の杜のヨウカンあたりから総主催cloudiaさんに真皇杯復活について具体的な提案をされる各主催の方々の姿を拝見していたので、いよいよその時が来たのだと思いました。私は第4回真皇杯東北予選に出場したことをきっかけにポケモン対戦をしている人と関わる楽しさを覚え、今日までそれを噛み締めながら過ごしてきました。復活の折にはいろいろとやりたいこともありました。真皇杯復活に関わって私が個人的にしていたことをまとめます。
1 前回本戦出場者として
前回の本戦ももう5年も前の話です。妻にも「真皇杯ってオリンピックみたいに4年に1回なの?」と聞かれました。それほどのもはや昔話。あの時は7世代末期であり3DSの終末期でしたが、今や9世代でSwitch時代も終盤が見えてきました。前回本戦に出た方の中にはもうすでにポケモン対戦をされていないであろう方も多くいらっしゃります。
「今のプレイヤーの方々が真皇杯を知らない。」
これが真皇杯復活に関して自分が解決したい事項でした。そのために「外部からの広報をすること」を自分のやりたいことにしました。真皇杯が無い時期も私は真皇杯のことを定期的につぶやくなど、皆さんの記憶に残るように小細工を続けていました。熟練のプレイヤーの方々に懐かしんでいただく機会にもなり、とても嬉しかったです。オンライン真皇杯はあったと言えど、やはり真皇杯の真骨頂は対面での試合。その時の思い出はいつまでも色鮮やかということも再確認しました。
実際に大会が始まったら今を走っているプレイヤーの方々に各々が注目してほしかったため、大会期間中は宣伝を控えようと思っていました。一番注目される時期は、過去の実績を振りかざす私のようなプレイヤーのノイズは無い方が良いと思っていました。なので、真皇杯の開催が発表され、実際に開催されるまでにやったことは
1 過去大会の結果ツイート
2 自分の過去の真皇杯のオフレポのツイート
3 真皇杯運営の方々の紹介(知っている方だけ)
でした。この時点では運営でもなんでもないので気楽なものです。かなり好き勝手言っていました。実際ほとんど意味は無かったと思いますが、やりたいことはやらせていただきました。
2 選手として
真皇杯のルールはおそらくBO1だろうということは予想できました。運営の皆さんは昔ながらの方式を好むからです。ただ、ルールがどうなるかはレギュレーションFとレギュレーションGで半々の予想でした。丁度レギュレーションGと重なる期間にわざわざ真皇杯を設定されたためレギュGか、禁伝を認めない昔ながらのスタイル・レギュFか。結局レギュGでした。そこで、私はレギュレーションFの期間から仲間大会などに参加し、レギュレーションGの構築を練ることにしました。得意ルールであろうことは元から予想できました。すぐにレート2000に達しデカヌチャンカップも本戦出場。ある程度調子よくレギュレーションGに入れたと思っています。後は予選抜けに必要なのは試行回数を増やすこと。結局オンオフ含め5つの予選に参加させていただきましたが、これが今のMAXだったと思います。関東ベスト64、オン②ベスト8、ラスチャレベスト16。悔しい試合は多かったですがやれることはやったと思います。構築の100%を引き出せなかった試合も多く、私の力が足りませんでした。
3 ラスチャレ運営として真皇杯ラストチャレンジへ
それは芋煮杯オフ前日、ぼんこふさんに配信卓の解説をお願いした時のことでした。
ぼんこふさんにラストチャレンジ運営として誘っていただきました。真皇杯のためにやらせていただきたい気持ちでした。ただ、妻は珍しく反対気味の反応でした。自分の楽しみならともかく、ボランティアのためにお金をかけて東京に行くのは違うのではないか。という感じでした。O30バトルスタジアムに参加させていただき感じたことですが、うちは既婚者ポケ勢の皆さんの中ではかなり自由な方だと思っています。家ではお互いが好きなことをしていて、ほとんど干渉しません。そもそも一緒にいる時間が少なめです。そんな妻でもやはり遠征の回数は気にしています。二人で使うべきお金を私が自分のためだけに使っているのだから当然だと思います。そこで、自分の中で東北以外への遠征は基本的に年2回と決めています。今回はなるべく早く帰れるように翌日のO30or真皇杯本戦の飲み会に出ず早く帰ることで譲歩してもらおうと調整しました。それっぽっちで大丈夫だったのかは不明です。
体力も課題でした。私は芋煮杯オフ三次会でガス欠しました。疲れ果て、死人のような姿を晒しました。これも別で記事を書いている最中なのですが、私はあの日から体力強化と健康増進のために日々のランニングを続けています。「東京まで遠征して力いっぱい運営をし、二次会で騒いでなお余力を残す」は今回の私の隠れた課題でした。そういう意味でラスチャレ運営は第2回芋煮杯オフ主催の試金石でした。
運営の仕事をお引き受けし、最初の運営会議。私の仕事は主に「受付、サブイベ、広報」ということでした。早速超有能・クロサナさんがDiscordに仕事ごとのチャンネルを作っていってくださります。サブイベントについてはガーダシルさん、ぼんこふさんが話し合われ、TDさん、めーぜんさんも加わりあっという間に形になっていきます。
運営弱者リホウ①サブイベントで全く力になれない
あまりに無力。そもそも芋煮杯オフはサブイベントが無く、私がアイディアに乏しく申し訳なかったです。皆さんすごすぎました。特にガーダシルさんはあの超人気イベント化した「ランクマカルタ」のアイディアを提案されるなど、すごかったです。ガラルユナイトを立ち上げたあの企画力を思い起こしました。運営の皆さんはエンターテイナーばかりや…。
せめて広報を頑張らねば…とラスチャレの広報の方向性を下記のように定めました。
過去編…過去の結果を宣伝、前回ベスト4からのコメント掲載
現在編…会場紹介、運営から一言をいただき掲載
未来編…サブイベント紹介、本戦出場者から一言いただき掲載
広報に関しては信じられないくらい好き勝手やらせていただきました。今回「ラスチャレ運営」の肩書を得たことでその肩書を振り回すことで全ての本戦出場者の方から一言コメントをいただくことができました。ご協力いただきありがとうございました。本戦出場を決めた気持ちの良い夜に突然私から
・110字以内のコメント
・Xのアイコン画像
・スカーレット色orバイオレット色からの選択
を迫る長文が送られてきて辟易された方もいらっしゃったかと思います。申し訳有りませんでした。この本戦出場者紹介は私が5年前に他でもないぼんこふさんにしていただきとても嬉しかったため、私もしたいと思っていました。
5年前はもっと項目の多いインタビュー形式だったのですが、答えるのが大変かと思い、Xでも目につきやすい一言カード形式にさせていただきました。結果全員にご協力いただけたのは本当にありがたかったです。そして、このカードを本戦のスライドでも使用いただくことになりとても嬉しかったです。野上さんありがとうございました。ちなみに背景色をスカーレット色orバイオレット色から選択いただいたのには理由があり、今回の本戦出場者Tシャツの色がスカーレット、バイオレットだとcloudiaさんからお聞きしたからでした。理由もよく分からず色を選ばされた本戦出場者の皆さんが当日本戦会場でTシャツの色を選ぶことになった際に、「あのカードの無意味な色選択はこのTシャツの色選択の伏線…!」と感じていただけたら嬉しかったのですが、どうだったでしょうか。当日本戦会場にいなかった私にとって真相は闇の中です。本戦出場者の皆さんの熱い思いに触れることができ、とても嬉しい仕事でした。
2度目の運営会議
当日の役割分担の決定をしました。私は議事録をとる担当をさせていただきました。私の認識が間違いでなければ私は「受付」と「カルタの読み手」が主な仕事でした。このうちの片方を全くしないことになるとはこの時は思いもしませんでした。
前日
珍しく定時でさっそうと職場を去り、同居している義理の父に新幹線の来る駅まで送っていただきました。義理の父には「全国大会の最終予選のスタッフとして呼ばれて東京に行ってきます。」と説明しました。こう聞くとすごそうですが嘘は言っていないつもりです。この日はなぜかグリーン席の方が事前予約で安かったため人生始めてのグリーン席で東京へ。
なんて快適なんだこれがグリーン車か…とは正直なりませんでした。新幹線の知識がなさすぎて普通車との違いがよく分からない…。まあ一つ新しい経験ができたなと思い宿のある大宮へ。
ホテルに着いたらコンビニでクレープやらお茶やらを買って食べてすぐ寝ました。正直翌日は対戦よりも運営の方が大切なため仕事に行く感覚でした。そのため、いつものリズムで就寝できました。
当日
朝6時過ぎに起床。ホテルの朝食を6時30分に食べる。ホテルを7時15分に出る。ほぼ仕事の日と同じ生活リズムです。汚い話ですがトイレのリズムで分かりました。自分の身体は今日が「平日」だと告げていました。脳では運営を「仕事」と認識していました。しかも「主催」ほど過度な負担のかからないいつも通りの仕事として。今日は平常心でいつも通り過ごせそうだと感じました。今日ほどこのTシャツを着る意味のある日もないので、真皇杯Tシャツでした。
リホウ一番乗り。横山光輝三国志の「甘寧一番乗り」というシーンが大好きなのでそのイメージでした。
早く着いたので外で座って待っていました。せっかくなので思い出の公園に行きました。5年前の真皇杯本戦当日は本戦出場者の方々が入口で無言で待つピリピリした雰囲気に耐えられず、この公園に逃れたことを鮮明に覚えています。そしてこの公園でティラミスぽけさんと出会い、後のブロック予選で当たったこと。全てが懐かしいです。
8時30分にスタッフは入場できるということで時間ぴったりに入場。トイレに行ってから4階に向かいます。
中に入って皆さんにごあいさつ。この遠征で真っ先にご挨拶し、お話しできたのはガーダシルさんでした。
リホウのポケモントレーナー図鑑270 ダシルさん
デカヌチャンネル代表、パルデアフェスタ主催、ガラルユナイト主催、オンライン真皇杯主催…挙げればきりがありません。現在日本一のオンライン主催の方です。主催の方々にはいろいろなタイプの方がいらっしゃりますが、特に「交流」という観点を重視される方だと感じています。個人的には第1回ガラルユナイトの時から関わらせていただき、緋翠杯ではチーム名「夢の共演」として同じチームで出場、私などの開いたパルデア甲子園では配信をしていただき、配信面が弱い私の大会を支えて下さりました。剣盾時代を共に走ってきたダシルさんですが、今回ようやくお会いすることができました。この日の配信も獅子奮迅の活躍でしたし、他の真皇杯運営の方に配信のアドバイスを行い、主催希望者の方にも大会方針のアドバイスを送られるなど、後進の育成にも携わられています。組織として大会を運営されている方は本当にすごい。私は考え方の摺り合わせや他者への気遣いなどをうまくできないため、助けていただく面以外は基本的にやりたい時にやりたいようにやる「個」の運営ですが、ダシルさんは組織的に運営を行うことで継続的に大きな大会を開催することを実現しています。そのためにダシルさんにかかっている負荷を考えると頭が下がる思いです。デカヌチャンネル主催の大会に参加する時は人知れず努力されているダシルさんに感謝の気持ちをもっていたいものです。ちなみに「私と同じくらいのおじさん顔かな。」と失礼ながら勝手に決めつけていたのですが、お会いして最初に出た一言は「あれ?お若くないですか…?」でした。
遠征の始まりがガーダシルさんなのはなんとも幸先が良いですね。まずはブロックごとの盾を並べます。Liveraさんと一緒に並べていると
クロサナさん「手伝いますよ!」
私「クロサナさんありがとうございます!久しぶり…ではないですね!」
リホウのポケモントレーナー図鑑271 クロサナさん
コロナで断絶したポケサーの交流はこの方の手腕で復活を遂げ今が全盛期。ポサリンピックの元主催であり全国のポケサーを引っ張り続けた功労者の方です。山形県のポケモンカードの大会である「こころのしずく杯」に運営参加されていた時に山形市でお会いし、二次会でクロサナさんの運営としての考え方に触れることができました。「運営は全員が勝者」の考え方、運営の場を求めて走り続けるそのエネルギー、山形まで足を運ぶ行動力、当日どんな場面にも合わせることができる対応力、誰とでも話題が尽きない高いコミュニケーション能力。どれをとっても超一流のスタッフでした。本当にすごかった。だんだんと守りに入っていく私のようなおじさんには本当にまぶしい好青年でした。クロサナさん単体があまりに優秀すぎて今後のポケモン界隈が安心すぎます。
次に真皇杯三脚の設営。
私「この三脚、どう作るんですか。全くイメージがわきません...。」
Liveraさん「ははは。そういえば雷撃でも困ってましたね。たしかこうやるんですよ。」
Liveraさんが優しく教えて下さりました。
大弾幕かっこいいですね…。ジャケット出し、受付の準備など順調に仕事をしていきます。
会場設営は仕事でもすることがあるので得意です。仕事をしている感が出ますね。準備だけ見ていても我らがリーダーぼんこふさんは指示が的確で早い。ぼんこふさんは言葉をどんどん口に出されるのがすごいと思っています。きちんと「伝える」ことを大切にされています。私は「多分分かってるんじゃないかな…。」と言葉にあえて出さない時もあるので、ぼんこふさんを見習って意思疎通をしっかりしていかなければいけないなと感じました。これが大会当日の日本一の主催か…と思いながらお話しをお聞きしていました。
ひとしきり準備が終わり、運営が集まって自己紹介へ。
「リホウと言います。主催はしたことがありますが運営はしたことがないので頑張ります。よろしくお願いします。」
と言った気がします。
「それ?」「もっと言うことあるでしょ!」
あたりの言葉をいただいた気がします。一言って難しい…。皆さんのあいさつが終わり各自持ち場へ。私は受付でお金を受け取ることになりました。万が一会計が合わないと大変なことです。実際合ってたんですかね…。
Liveraさんが名前を確認し、私がお金を受け取り、TDさんが名札を渡す3サイクルになりました。3主催による「カンポケ芋煮妖騎」ですね。受付をやっていると楽しくなってきて、私も勝手なことを言い始めます。
「アキトさん!お久しぶりです!対戦参加珍しいですね。」
「漢字のどなさんはいませんよ。受付ができませんね。」
山形にはまだ入国していない新1000円札に感動したりしていました。電車の遅延トラブルもあり開会式が伸びますが、受付を最後まで行い会場へ。すでに開会式が始まっていたためなんとなく横の方で佇んでから卓へ。
卓につくと皆さん暖かく迎えて下さりました。私が運営ではありますがぱにぱにさんやクゥリさんを始めベテランオフ勢の方々もいらっしゃったため、私が頑張って進行しなくても大丈夫な雰囲気です。ありがたかったです。
午前予選開始
1回戦 じゅのんぼーいさん 勝ち 1-0
リホウのポケモントレーナー図鑑272 じゅのんぼーいさん
9世代にてレート2000達成の強者の方。私のことなども知って下さっていて、「ブロックにリホウさんがいらっしゃると分かったので受け意識してきました。」と言っていただきました。脱出パックドラパルトや鉢巻ドラパルトなど私が昔使っていた攻め駒なども覚えて下さっていてとても嬉しかったです。自分の対戦の足跡が他の方の中に残っているのは嬉しいものですよね。対戦後も感想戦を熱心になさり、向上力の素晴らしいプレイヤーの方でした。TNの通りかっこよかったです。
2回戦 チンパンジーさん 勝ち 2-0
私「チンパンジーさんとはGenarationカップで当たったから実質BO2だからな…。難しい…。」
とこぼしていると
ぱにぱにさんとクゥリさんが
「よくあることですね。」
「オフあるあるですね。」
と同調して下さりました。歴戦の猛者達はやはり経験値が違います。
試合は択勝ちでした。チンパンジーさんは強い方なので正しい手しか選ばないことはよく分かっています。最後は私が我慢勝負に勝ちチンパンジーさんは悔やんでいましたが、どこで勝負にでるかの問題なのでプレイングミスではありませんしお互いの性格の差ではないかと思います。翌日すぐにリベンジされるとはつゆ知らず、2連勝でした。
3回戦 ぱにぱにさん 勝ち 3-0
ぱにぱにさんの初手を全精力をあげて崩してなんとか勝つことができました。ぱにぱにさん的にも初手で決めるつもりだったそうなのでうまくいって良かったです。シングル厨のつどいでチームとして決勝で当たってからいろいろお話しすることができていつも嬉しいです。
4回戦 炎真さん 勝ち 4-0
リホウのポケモントレーナー図鑑273 炎真さん
Vtuberとしても活躍される遠征勢の方です。真皇杯スタンプラリーでも総合7位に入られており、真皇杯に賭ける思いが強い方だと思います。試合自体は苦しみながらもなんとか勝つことができました。構築が非常に強く、厳しい試合でした。男性Vtuberの中の方を他にも知っているのですが、男性Vtuberは現実でもかっこいい方しかいらっしゃらないと思いました。
4-0でお昼でした。正直今までで一番良い成績でお昼に入ることができたのではないかと思います。それほどの好調でした。ご飯に誘って下さる三色拳さんに「運営だから会場でコンビニ飯を食べます。」と申し訳ないことにお断りし、クロサナさん、なおっぴー#さん、あばたーさん達と談笑しながらお昼休憩。よく考えたら今回の東京遠征は2日連続コンビニ飯でした。東京は忙しい。
なおっぴー#さんに「『芋煮杯』の登場で大会の名前ってポケモンと関係なくてもいいんだって思いました。」と言っていただきとても嬉しかったです。大会名で何か開拓できていたのなら開いた意味があるというものです。この後1階で自動販売機を発見。板橋区立文化会館に自動販売機があることを知らなかったため驚きました。新たな発見です。
予選午後
戦績は私4-0、べたおりさん4-1、クゥリさん4-1で予選抜けは3名に絞られていました。べたおりさんがクゥリさんとの直接対決に勝っていたため、私がべたおりさんに勝てば予選抜け確定の試合でした。
私「べたおりさん多分私に負けても予選抜けですよ。」
べたおりさん「え!?本当ですか!?」
私「はい!…ただ間違っていたら申し訳ないのでお互いしっかりベストは尽くしましょう。」
べたおりさん「分かりました!」
5回戦 べたおりさん 勝ち 5-0
苦しみながらも勝ちつことができました。型を見た瞬間厳しいなということは分かったのですが幸運なことに不運もなく細かい択に至るまでかなりあがいたつもりでした。心残りはべたおりさんのXを見つけることができずフォローができなかったことです。対戦ありがとうございました。
6回戦 クゥリさん 負け 5-1
リホウのポケモントレーナー図鑑274 クゥリさん
ブラッキーを相棒に対戦オフ優勝10度を誇る関東の超有名オフ強者・クゥリさん。昔からお名前だけはお聞きしており、今回ついにお会いし対戦までさせていただくことができました。受け攻めの中でも受け偏重の半無限サイクルを使用する私は有限サイクルを使うクゥリさんに対して構築相性がかなり有利なはずなのに、プレイングで初手からまくられ続け、あっけなく負けてしまいました。うますぎました。クゥリさんやナインさんのように択を制していき盤面をコントロールするタイプのプレイヤーの方は本当に憧れます。強すぎて私などでは全く歯が立ちませんでした。
結果は5-1で予選1位抜けでした。これで関東の9世代対戦オフは4/5予選抜けです。明らかに関東補正があるのでこの日も「関東は勝てる!関東に住みたい!東北は勝てない!東北は嫌だ!」とわめいていた気がします。
予選抜け後
予選抜けの一言
「山形から運営をしにラスチャレに来たのですが、予選を抜けたので午後も頑張ろうと思います。」
などと言った気がします。共に予選を抜けた運営のめーぜんさんと喜びながらシードじゃんけんへ。対戦オフでのじゃんけんには自信があります。負けたことがありません。今回もじゃんけん一発勝ちでシードを決めました。嬉しかったです。
この後元々の予定では私は「ランクマカルタ」の読み手として君臨し続けるつもりでしたが、予選抜け後の対戦にいつ呼ばれるか分からないため待機させていただいていました。そんな間に話しかけて下さる方がいらっしゃりました。
よっちーさん「リホウさん。お疲れ様です。今日何使ってるんですか。」
私「よっちーさん!お互い午後頑張りましょう!…!言えませんよ!私達当たるかもしれないじゃないですか!」
よっちーさん「脱出パックムゲンダイナですか?」
私「…!確かに使ってそうです…が秘密ですよ!」
よっちーさん「え。マジで当たりました?使用感どんなもんですか?」
ぐいぐいくるよっちーさんにたじたじでした。
リホウのポケモントレーナー図鑑275 よっちーさん
ついにお会いできた初代芋煮王。オンライン時代の芋煮杯初代王者にしてSV最終2位、最終6位達成のとんでもない強者の方。私が知り合うことができた方の中では最強格のプレイヤーのお一人です。今回違う名前で参加されていたのでわざわざ受付に名乗りに来て下さり、思わず握手をさせていただきました。お会いできて本当に嬉しかったです。剣盾時代最終日に撤退した私の構築を使って下さるなど、私のことなど気にかけて下さる優しい方です。Xの印象のとおり飄々とされており、この性格ゆえにどんな場面でも冷静な正しい判断を下して試合に勝つことができるのだなと感じました。すごくポケ勢っぽい方だと感じました。自分で言うのも何ですがよっちーさんとは多分相性が良いことを感じました。
呼ばれるのを待ち続け、小腹も空いたのでカロリーメイトをほおばっていると、
ぼんこふさん「リホウさん!運営でランクマカルタやりましょう!」
主催が呼んでいます。なんと運営でカルタをさせていただけるとのこと。自分の仕事なのに申し訳ない…。せっかくなので参加させていただくことにしました。
取り手はぼんこふさん、TDさん、私、もうお一人(大変申し訳無い。たくさん取られていたのに忘れてしまいました。)読み手は北海道予選準優勝で今回見学にいらっしゃっていたお雑煮さん。この時は翌日第6代真皇になられることをもちろん知らず、「運営が遊び真皇が仕事をする」というとんでもない絵面のランクマカルタがスタートしました。真皇にカルタ読ませて遊んでいる運営大丈夫なのか…。私は構築記事を読まないポケ勢なので下の句を聞くまで取ることができず、たしか最終1位攻め意識さんと最終1位くろこさんの2枚しかとれなかったと思います。知識があるとさらに楽しそう。この後もめちゃくちゃ盛り上がっていました。ありがとうございました。クオリティが高すぎますし、今後もオフのサブイベントの定番と化しそうですね。
あばたーさん「リホウさん!出番です!」
運営のトナメ実動隊長あばたーさんに呼ばれて決勝トーナメントへ。ベスト16を賭けた試合はあの有名強者・もやしさんでした。
決勝トーナメント2回戦 もやしさん 勝ち
リホウのポケモントレーナー図鑑276 もやしさん
USUM46位、剣盾5位、SV25位の超有名強者・もやしさんと対戦。唯一シードじゃんけんに負けてなお勝ち上がってきたのは実力がすごすぎます。しかし試合自体こちらの運が良すぎました。じゃんけんに負けた上にこの運の悪さはふんだりけったりだったかと思います。申し訳ありませんでした。対戦ありがとうございました。
決勝トーナメント3回戦 ずみはるさん 負け ベスト16
リホウのポケモントレーナー図鑑277 ずみはるさん
最終3桁を何度も達成されているプレイヤーの方。完全に選出負けでした。敗因になったポケモンに対して手厚い選出をしなければいけなかったと反省しています。あがきましたが届かず。悔しいがここまででした。勝利された後も前向きな発言をされており、この先もどんどん強くなられるプレイヤーの方だと感じました。
振り返るとたくさんの方に観戦していただいていたことに気づきます。ありがたいことです。そして、毎度思いますが勝てなかったこととおもしろくない試合をしたことを申し訳なく思うのでした。
決勝トーナメントを裁かれているあばたーさんが駆け寄って来て下さりました。
あばたーさん「リホウさん、お疲れ様でした!あなた運営なのに勝ちすぎです!!」
皮肉を交えたあばたーさんなりの最大級の賛辞と受け取っておきます。仕事をほぼせずすいませんでした!
運営弱者リホウ②運営の仕事をせず対戦ばかり
「元気にカルタを読むこと」を一番の仕事にするつもりで会場入りしたのですができず本当に申し訳なかったです。負けるにしてもベスト16というあまりに中途半端なところで負けてしまいそれも申し訳なかったです。俺は何のためにここに来たんや…。
敗戦後はカルタも終わっており、配信に向けて机を片付けるということで参加者の方々にご協力いただき机をしまっていきました。クロサナさんと私が倉庫に入り、皆さんからの机をいただいていきます。ここでもクロサナさんの机片付けの指示が的確で大車輪の活躍でした。現場の片付け、設営も優秀。「絵だけ描けないけど他は全てできる」とおっしゃるその非凡な運営力を遺憾なく発揮されていました。優秀な方と一緒に働くと本当に仕事が楽ですし、楽しくなってきます。
机片付け中に大柄な方が声をかけて下さりました。
りゅうきさん「リホウさん!お疲れ様です!」
私「りゅうきさん!ついにお会いできましたね!」
リホウのポケモントレーナー図鑑278 りゅうきさん
第5回芋煮杯ベスト8であり、芋煮杯オフにも来て下さった芋煮ヘビーユーザーのプレイヤーの方です。芋煮杯オフでごあいさつができず残念に思っていましたが、今回ついにお会いすることができました。覚悟はしていましたが噂通りの屈強な方で、かわいらしいアイコンからは想像できない壮漢な方でした。統一勢でヨクバリスと言えばりゅうきさんです。
皆さんのご協力のおかげで配信用の座席設定ができました。ありがとうございました。
その後の午後も何かしら仕事をしようとしたら
TDさん「僕たくさん交流してたんで仕事しますよ。ぜひリホウさんも交流して下さい。」
ぼんこふさん「そこは大丈夫です。」
多くの方に甘えて交流をしていました。これでは運営ジャケットを着たただの対戦参加者でした。私ばかり申し訳ないですね…。
出会った方々
本戦出場者の方々
リホウのポケモントレーナー図鑑279 momoさん
真皇杯関東予選ベスト8にして第39回シングル厨のつどい優勝者の方。その優勝もベスト8もどちらも私は会場で見届けました。今まであまりやり取りこそなかったもののありがたいことに昔からFFの方でもあります。わざわざ私などにあいさつに来て下さりました。彼の構築は独特ですし、自分なりの武器を持ちながら結果を出し続けられるmomoさんは本当にすごいと思っています。先日ランクマッチで当たった時のことなどお話しさせていただきました。
本戦出場者の方々は他にも九州から来たMAGICOさん、北海道のお雑煮さん、関東のこころさんなどいろいろな方とお話しさせていただきました。見学参加をして会場慣れするのは非常に大切なことなのではないかと感じました。私は5年前諸事情でそれはできなかったのですが、それぞれ緊張感のある表情が印象的でした。
東北勢の方々
久しぶりに揃った双子の三色拳さん、fujiさん、私が強引に東北勢と呼び続けるふのものさん、古くからの戦友ゆぐりかさん、レイチェルさん、もやしきのこさん、いのちのたまさん…。東北勢の面々も対戦参加、見学参加、翌日本戦、翌日運営などそれぞれの立場で集結していました。いつも私の心の拠り所です。皆さんがいらっしゃると安心感が違いますね。中でもfujiさんはお久しぶりでしたね…。第37回シングル厨のつどい優勝メンバーがまた集えて嬉しかったです。
始めましての方々
リホウのポケモントレーナー図鑑280 てとらさん
ついにお会いできた二刀流強者の方。葉桜感謝祭優勝者な上にシングルでもダブルでも最終二桁を達成。私にはわけが分からないほど強い方です。今はダブルの方に特に力を入れてらっしゃるようでした。剣盾時代私が配信方法が分からない時に写真まで撮って丁寧に教えて下さるなどポケモンが強い上にとても優しい方です。非常に丁寧にあいさつをして下さり、好青年っぷりがアラフォーのおじさんにはまぶしかったです。
リホウのポケモントレーナー図鑑281 せいやぽけさん
ルカリオを相棒に据える四国勢強者の方。パルデア甲子園では愛媛県民の団結を促し、ベスト4まで勝ち上がられた強者の方です。この日も予選を1位抜けされていました。私などの開いていたオンライン大会に多くご参加いただき、いつもありがたい限りです。自慢としては私はTwitter家族でせいやぽけさんの子どもになったことがあります。
お久しぶりですの方々
ルインさんと真皇杯本戦ぶりに5年ぶりにお会いすることができました。また、Nagiさんともシングル厨のつどい以来1年ぶりにお会いすることができました。久しぶりにいろいろな方にお会いできるのは対戦オフの醍醐味ですよね。
いろいろな方とお話ししながら配信を待ちます。配信関係は非常に大変そうでしたが私にできることはなさすぎたため。大人しく観戦。ガーダシルさんが頑張っている…クロサナさんがすごく動いている…ぼんこふさんも何かしている…自分もなにかせねば…ただできることがない。あまりに無能でした。そうこうしていると強者のらいのさんによる場繋ぎトークが始まります。
らいのさん「この会場で一番北から来たという自信のある方、いらっしゃいますかー?」
私は思いました。その時が来た、と。山形が一番北かどうかは正直怪しいですが、手を挙げる価値のある遠さだと感じました。運営としてこの場繋ぎを盛り上げる必要があるでしょう。迷わず挙手。すると私と同時にお雑煮さんが手を挙げるのが目に入りました。ここで大きなミスに気づきました。北海道から来たお雑煮さんに勝る参加者などどこにもいないということを。挙げた瞬間敗北が分かったので手を引っ込めたい気持ちでしたが、挙げてしまった以上そうもいかずお雑煮さんの「北海道」発言の後約束された敗北の「山形」を絞り出すように言い、私のハイライトは終わりを迎えました。ちなみに一番西はMAGICOさんの九州。そりゃそうなのですが、北海道から九州まで本戦に集っている真皇杯、改めてすごすぎる大会ですね。そして、後ろから見ても「お雑煮さん」だと分かるこのコイキングの着ぐるみ、個人のアイコンとして素晴らしすぎますね。
その前か後か忘れてしまいましたが、オフ宣伝の時間。めーぜんさんとぼんこふさんの名司会でオフの紹介がされていきます。我らが芋煮杯オフの宣伝になり、私の方から宣伝させていただきました。誰でもできる宣伝文棒読みです。
私「11月3日(日)3連休の中日に山形県山形市で第2回芋煮杯オフを開催します。ぜひ山形で紅葉を見て、おいしいものを食べて、対戦を楽しんでいただければと思います。要項は後日公開予定です。よろしくお願いします。」
めーぜんさん「お!要項は本日公開予定ですか!?」
私「あ。いえ…後日です。大変失礼しました。」
滑舌の悪さでご迷惑をおかけしました。そうこうしていると対戦がスタート。ソーネチカさんの隣に座った私は無敵です。なぜなら彼は何でも傾聴的態度で聞いて下さるとても優しい方だからです。
「交流オフ昔より増えましたね。ガチオフの隆盛を見て、対戦にそれほど積極的でない方々もオフという形式を試行されているんでしょうね。願いはそれぞれですね。」
「しばえんさんは昔から壁一本。コケコがロンゲに変わっただけですね。」
「イカエさんまた準優勝か…悔しいだろうな…。」
ぺらぺら自分の知っていることを話しながら観戦。ソーネチカさんも私も誰とでも話せる一匹狼タイプなので最終的には一緒にいることが多いです。雷撃の時もそうでした。ソーネチカさんは聞き上手すぎて何でも気持ちよくしゃべってしまうのよね…。今回は短時間でしたが、生き方とかそういう深い話をまたできました。ソーネチカさんのことはポケモンだけでなく、人生を応援しています。
配信終了。本戦出場を決めたA0さんとイカエさんの元にトレーナーカードの作成を依頼しに行きます。正直対戦直後の余韻もある酷なタイミングでしたが、大好きな野上さんから「全員分作成をお願いします!」と頼まれていたためこちらも強くお願いさせていただきました。A0さんは口頭でメッセージをいただき即作成。イカエさんは後ほどDMをいただきました。お疲れのところ本当にありがとうございました。そして、本戦出場おめでとうございました。A0さんは本戦出場4回目で、これは真皇杯本戦最多出場記録です。まさに「A0と言えば真皇杯 真皇杯と言えばA0」でした。イカエさんはシングル厨と同じ準優勝。ここまで勝ち上がられるのが本当にすごい。
会場片付けまで少し時間があったため、通りかかったしろさんにお願いをしました。
私「しろさん!真皇杯スタッフ姿の自分を残しておきたいので、写真を撮っていただけないでしょうか!」
しろさん「いいですよ!」
写真を撮っていると皆さんが集まって来ます。
写真の映り方が全員うまい。しっかり「動」を「静」に収めようとする皆さんにセンスを感じます。
今回最高の一枚。各々のポジション取りも完璧。一瞬でこの配置につく皆さんは本当にすごい。全員で映ることはできなかったのが心残りかもしれません。芋煮杯オフも最後にぜひ運営写真撮りましょう。時間があればですが…。妻にLINEで送ったら「いいね。楽しそうでなによりです。」と返ってきていました。私はポケモンばかりしていて地元に友人がいないのですが、こんな私にも友達がいることを妻に示すことができ、安心してもらえたのではないかと思います。
皆さんで会場片付け。これは得意です。ゴミ拾いや忘れ物探しを行いました。ある方のスイッチの忘れ物を発見。後ほど無事駅にてめーぜんさんの手で配達されました。良かったです。駅にあるふくろうの目印、すごく東京っぽかったです。第5回真皇杯本戦の時もそうでしたが、ゴミがたくさんありました。そこは今回唯一残念なところでした。ゴミは必ず自分で持ち帰っていただきたいです。今回は二次会会場まで運んでその後ぼんこふさんが自分で持っていかれました。最後に主催が大きなゴミ袋を抱えて去らなくてはいけないのは悲しいです。芋煮杯オフはゴミも0でしたし恵まれていたのだなと感じました。東京の大規模オフだとそうもいかないのですね。難しいですね。
二次会
二次会会場にあばたーさん、うぇぶりおさん、めーぜんさんと向かいました。この移動の時限りの運営カルテットです。
リホウのポケモントレーナー図鑑282 あばたーさん
第4回、第5回の真皇杯を運営として知る数少ないベテラン運営の方です。「あばたーさんとうぇぶりおさんがいれば大会は成り立つ」と主催に言わしめる現場のプロの方です。お仕事の名刺までいただき光栄でした。当日もぐいぐいと進行されており、とても力強い方だと感じました。真皇杯の魂を知る数少ない方ではないかと感じました。第4回真皇杯ラスチャレやLibornオフなど思えば様々な場面でお世話になってきた方です。
リホウのポケモントレーナー図鑑283 うぇぶりおさん
昨年横浜WCS会場にカードのジャッジとして立っていた日本随一のスタッフの方。今回も第4回、第5回のラスチャレに続いて運営入りされました。かつてはPCLの代表も務められたという生粋の運営の方です。たんたんと進行をなさる印象で、私にはない芯の強さを感じました。比べて良いものなのか分かりませんが、杜のヨウカン主催のせさるさんと雰囲気が非常に似ていると感じました。WCSにカードで1勝足らず、代わりにジャッジとして世界大会へ出場したエピソードは強すぎました。ガラルW杯に参加していただき、ぼんこふさん達関東オフ勢で優勝されていたことをずっと嬉しく思っています。
めーぜんさんはコミュニケーションが柔らかいのでとても話しやすい方です。電車の中でもいろいろとお話しさせていただきました。
私「めーぜんさんはいつから主催をされているんですか。」
めーぜんさん「6世代からだからもう10年以上ですかね…。主催はアシパが初なんですけど。」
私「ひぇっ…年季が違いすぎる…。私は運営としての能力の足りなさを感じる一日でした。」
めーぜんさん「そんなことないですよ!」
電車内の話はだんだんと過去オフ、キツネの社のお話に
「当時はトナメルとかもないからパソコンで手打ちでスイスドロー作ってたね。」
「毎回印刷してホワイトボードに張り出してたっけな。」
「張り出されたらみんなで見に行ってわいわい言ってたなー。」
「あれが良かったよな。楽しかったよなぁ。」
今や歴史の教科書に載るような貴重なお話しをお聞きすることができました。昔、三大オフは「シングル厨のつどい」「キツネの社」「真皇杯」だったとさんはとやさんから教えていただいたことがあります。シングル厨と真皇杯は少しずつ関わらせていただく機会がありましたが、キツネの社だけはもはや伝説の大会として語り継がれ、古豪の皆さんの胸の中にしかない大会になっています。そんな話の一片をお聞きできる機会になりました。社のお話しをできる3名が運営にいるのすごすぎるでしょ…。
二次会会場に向けてどんどん進むあばたーさん、うぇぶりおさん、めーぜんさんに頑張ってついて行きますが、人混みの群れをうまく避けることができず私は流されていく場面がありました。そんな私を気遣って振り向きながら歩いて下さるうぇぶりおさん。優しすぎます。
うぇぶりおさん「リホウさん良い人だから人混みに流されるかなと思って見たら本当に流されていましたね。」
私「う…申し訳ない…。さすがの読みです!」
あばたーさん「東京では強い意志を持って歩かないと進むことができませんよ。」
私「了解しました。気持ちを強く持ってついて行きます!」
運営弱者リホウ③先導についていけない
東京での歩き方△でした。道行く人みんな歩くのが早いしコース取りが難しい…。最強の先導が3名もいるのにまともについていけない失態でした。
今回超一流の運営の皆さんと一緒にスタッフをやらせていただいて特に感じたのはそれぞれの持つ「強さ」でした。私達運営は当日の穴をなくすために多くの事前準備を行います。しかし、それではどうにもならないことが起こることがあります。その時に公正な進行をできるかどうか。今回は何事も起きなかったわけですがそういうことが起きた時にどうするのか、ベテラン運営の方々がくぐり抜けてきた修羅場の数が違いすぎることはたった1日でよく分かりました。私も特に準備段階で穴を無くしたい人で、「性悪説」で仕事をしています。ガラルW杯もパルデア甲子園も芋煮杯オフもそうでした。トラブルが起こりそうな抜け穴を潰して回り、当日の安心を確保します。しかし、こと当日やリアルタイムになると性善説で進行しがちです。おそらく最上位のガチオフはその考えでは成り立たないのだと感じました。非情なジャッジをくださなければいけないことも今まであったのだと思います。プロスポーツに通じるところを感じ、とてもかっこよかったです。これは山形で主催を続けていてもおそらく永遠に学べない部分だったのではないかと思います。あばたーさんの力強さ、うぇぶりおさんの冷静さ、めーぜんさんの柔らかさ、Liveraさんの落ち着き、ダシルさんの熱量、クロサナさんの機動力、なおっぴー#さんの献身性、TDさんの人間性、そしてぼんこふさんの圧倒的指導力で成り立ったものすごい対戦オフでした。自分が役に立った部分がなさすぎてお恥ずかしい限りですが、貴重な経験をさせていただきました。第6回真皇杯ラストチャレンジ運営としてこのメンバーの中に自分がいられたのは幸せなことでした。本当にありがとうございました。いただいたものが大きすぎたなぁ。
ここからが本番!!二次会!!
二次会会場へ。参加者の方々がすでにいらっしゃっていて、私はなんとナインさんの目の前でした。ナインさんと飲める超レアな機会をいただきテンションがあがりました。そして、ナインさんのポケモンの実力「準竜王」と同じくらい強力なコミュニケーション力を持つ方が隣にいらっしゃるとはこの時は知るよしもありませんでした。
乾杯!
みどりさん「ナインさんすごいですよね!竜王戦で準優勝したらしいですよ!」
私「そうなんですよ!ナインさんは優しいしポケモンも強いし私も大好きなんですよ。」
ナインさん「いえいえ…。竜王戦で負けて悔しがっていたら増田さん、羽生善治さん、任天堂の社長さんが舞台裏にいて、増田さんが慰めてくれたんですよ…。」
しょっぱなからエピソードが強すぎる。さすがナインさん。
ナインさん「リホウさんとも真皇杯オンラインの最終予選で当たったり、葉桜杯決勝で当たったり、よく対戦しましたね。」
私「そうでしたね!懐かしいですね…。」
みどりさん「私ナインさんからトカゲ飼ってるお話しをお聞きしたんですよ!」
あばたーさん「マジで!?おい知ってるか!!ナインさんトカゲ飼ってるって!!」
うぇぶりおさん「知ってるよ!!おいおい!ナインさんエアプかよ!!通話で言ってたろ!」
ぼんこふさん「みんな知ってるでしょ!」
責められるあばたーさん。7世代からナインさんと対戦を続けてきた私もトカゲを飼うかわいらしい一面があることは存じませんでした。私もナインさんエアプでした。そして、ナインさんから窓の方々しかご存知ないであろうコアなエピソードを引き出す隣にいらっしゃる方が、とんでもない方だと気付かされるのでした。
リホウのポケモントレーナー図鑑284 みどりさん
ラスチャレで予選を突破され、ベスト32まで進まれたママポケ勢強者の方。他の方の考えではなく、ご自分でしっかり考えてポケモン対戦をされているのが印象的でした。それ以上に誰とでも仲良くなれるみどりさんのコミュニケーション能力の高さには脱帽です。話題の振り方、自分がどう見られているか、他者の持ち上げ方、女子力、小気味よいトーク力、何をとっても超一流でした。こんな方がポケ勢にいらっしゃり、今まで知り合えていなかったなんてまだまだ世界は広い。いろいろなオフに出ていろいろな方に出会うおもしろさを改めて確認しました。二次会一の圧倒的インパクトで虜になりましたね…。
らんのすけさん「かわほりやばいですよ。あいつ力強すぎて、乾杯でグラスをぶつけた時にグラスを破壊したんですよ!!そしてその衝撃で店が壊れたんですよ!!そのせいで店を出禁になりました!!」
こういうエピソードはどこまでが本当なのか非常に興味があります。後のツイキャスでのみたらしさんの証言により「グラスを破壊した」までは事実というお話しでした。嘘の部分が無くても十分強いエピソードですね…。らんのすけさんには竜舞芋煮に関してあるお願いをさせていただきました。要項公開の際に記載すると思います。らんのすけさんは酔っ払っていたから覚えてないかもなぁ。やっすんさんもしろさんもいらっしゃり、芋煮杯オフ二次会の時と同じとても楽しいお話しをされていました。らんのすけさん回りの方々とは一緒にいるだけで楽しくなれて最高ですよね。
飲み会でも大人気でお忙しそうなガーダシルさんに隙を見てお聞きしたかったことをお聞きできました。
私「ガーダシルさんの大会のモチベーションは何ですか?」
ダシルさん「参加者の方々との交流ですね!」
自分の大きな「目標」のために運営を続けるきおすさん。運営を「勝者」と捉え、運営自体が好きなクロサナさん。人によって運営をする理由は様々です。ダシルさんの肝は「交流」でした。こういう理由を聞いて回るのが好きです。大きな大会を主催するには心のエネルギーが必要ですから。主催の原動力は自分がやりたい「理念」と周囲からの「感謝」です。ぜひどんどん交流されて、大きくなった輪を利用してさらに大きな何かをされてほしいなと外野の私は勝手に思ってしまいますね。ぼんこふさん、きおすさん、cloudiaさん、ガーダシルさんを勝手にこのブログで主催四皇と読んでいますが、真皇杯はそれぞれ四皇が何らかの役割を担い、それを全うした素晴らしい大会でした。
アキトさん、レイチェルさん、どなさんが後ろにいらっしゃり興奮する私。
私「ああああ!!ここはこだまオフですか!?こだまオフ最高!!」
私「また開いて下さい!またもやしきのこさんの優勝を見届けてみんなで飲みましょうよ!!」
レイチェルさん「もうあいつの優勝を見るのは嫌ですよ!!」
私「えー!!いいじゃないですか!!」
どなさん「きのうもこだまオフの三決の動画見たんですよ!」
私「なんで???自分が凍ったやつ???」
どなさん「はい!実況解説が今聞いてもおもしろいです。」
私「前向きや…。どなさんと午後から二人でホルモン食べた休日が、今までの人生で一番良い休日の使い方です。」
みんなで集まって昔話をするのが結局一番楽しいですね。それが長く歩いてきた、その場に居合わせてきた人達のいつまでも消えない特権だと思っています。だから二次会では特に昔話をして良いんです。
総主催も後ろを通りかかります。
私「cloudiaさん!まだ終わってないけどお疲れ様でした!!」
cloudiaさんはお疲れのご様子でした。真皇杯のどの会場でお会いしても必ず声をかけて下さる優しいcloudiaさんが大好きなのですが、その度に毎回お疲れでした。全国大会の主催をするなんて自分では想像もできません。本当にお疲れさまでした。そのうちのんびり話しましょう。
らいのさんときてふわさんともお話しできました。
リホウのポケモントレーナー図鑑285 らいのさん
ランクマッチでは最終2桁、オフでは雷撃ベスト8の強者中の強者の方。この日は実況と会場盛り上げに奔走され、ラスチャレのためにご尽力いただきました。きてふわさんと意外な関係性があったことを知り、びっくりしました。お若い方々が活躍しているのはとても良いことなので、これからも力を発揮され続けてほしいです。
きてふわさんとはポケモン感についてお話しできました。彼とはポケモン感がかなり似ています。ガラル甲子園の時のスペースで、初めてお話しするのに思わず3時間ぐらい話し込んだこともあります。今回は直接会って飲みながらいろいろ話せて良かったです。択による対話が好きで、あれがやっぱりポケモンだと感じる方がお若い方の中にもいらっしゃるのは嬉しいです。択で勝っていくプレイヤーはかっこいいですよね。距離が遠くなかなかお会いできないですがこれからも応援しています。ポケモン対戦を続けていればこれからも何度でも出会える。そう思える方です。
最後の方は私も皆さんにいじられていました。
ぼんこふさん「リホウさんが店員さんに注意されてる!!今日最初に注意されたのリホウさんだ!!」
他の席に座って注意されてしまったのでした。お恥ずかしい。ご迷惑をおかけしました。
誰か「リホウさん!今回のオフレポは何文字ですか!」
誰か「当てようぜ。」
誰か「1万5000字!」
誰か「5万字!」
誰か「8万字!」
酔っ払っているので皆さん莫大な数字を挙げていました。正解は21000字でした。5万字も書けるわけないでしょう...。
ぽっぴさん「俺はリホウさんのポケモントレーナー図鑑200番台だぞ!」
誰か「ぼんこふさんは最終2桁だから…。」
私「ナインさん確か一桁ですよ。」
しろさん「すご…逆に1番って誰ですか?」
私「蟹王杯主催のもとみやさんです!」
しろさん「もとみやさんかー!」
まさに5年前の第5回真皇杯本戦の日から「リホウのポケモントレーナー図鑑」を書き始めたのですが、トレーナー図鑑第1号は大山駅から板橋区立文化会館の会場に着くまでの道で最初に出会ったもとみやさんでした。お元気なんですかね。
TDさん「俺のトレーナー図鑑、なんだかすごい眠そうなやつみたいな書き方になってるので、ぜひ修正をお願いします!」
改定前
笑ってしまいました。たしかに第37回シングル厨のつどいの時TDさんはずっと眠そうだったのでそんなことを書いた気がします。大変失礼いたしました。今回代わりにカルタの読み札を読んでいただくなどお世話になりっぱなしだったTDさんのトレーナー図鑑は、かっこよく修正させていただきました。
改訂後
あばたーさんのお店からの退出宣言の前にぼんこふさんから笑顔で性的な質問が飛び出し、みんながうろたえているのがおもしろかったです。帰って妻にも聞いてみたら「どういうこと?」と言われました。妻はあの言葉の意味をお分かりでなかった…。
やっぱり二次会に行かなくては楽しさ半減ですね。O30の二次会に出れなかったのが悔やまれますな…。この時点で体力が残っていました。声も出る。元気元気。運営は主催に比べて楽でした。というか私は運営の仕事は申し訳ないことに準備と片づけくらいしかしていません。芋煮杯オフにも光明が見えました。最後はみどりさんのお話しをお聞きしながら駅へ。すごいお母さんや…。圧倒されっぱなしでした。改札に入る前に少しちんたらスマホで行き先を確認していたら一瞬で皆さんとはぐれてしまいました。寂しい。
大宮のホテルへ帰還。私にはまだやることがありました。A0さんとイカエさんのトレーナーカード作成です。しっかり作りX上にアップしました。これで野上さんが明日かっこよく使用して下さるはずです。翌朝のO30に備え、安心して就寝しました。
総括
真皇杯はポケモン界隈に数多くいるリーダー達が珍しく共闘し、時にぶつかり合いながらたった一つの称号を作り上げていくすごい大会でした。わずかばかり携われて光栄です。対戦ポケ勢、特に全国のオフ勢の思いの結晶の一つの形。それが真皇なんだということを改めて理解しました。ポケモン対戦に関して自分の転換期になった出来事はいくつもありましたが、今回真皇杯の運営をさせていただいたことは間違いなく何かが変わるきっかけになります。お世話になりっぱなしの真皇杯です。レート戦に挑戦し続ける孤独なプレイヤーだった私は、真皇杯からポケ勢としての歩みを始めました。ここまで歩いてきました。気づけばその真皇杯の最終予選の運営をしていました。何が起こるか分からないものです。今回させていただいた経験を何かしらの形で還元していきたいと思います。
偉そうなことに最後に一つだけお願いですが、参加者の方々にはぜひ気が向いたらオフレポを書かれてみてほしいなと思います。真皇杯は「真皇杯」の名のもとに参加する大会のため、主催や運営の顔が見えづらく、オフレポが少ない対戦オフだと思っています。しかし、主催はオフレポを書いてもらえるのが最大の喜びの一つです。ぜひ総主催cloudiaさんやラスチャレ主催のぼんこふさんの努力に報いるためにもオフレポを書いていただけると嬉しいなと思います。彼らのここまでの苦労は一円にもならない、正真正銘のボランティアなのですから。燃やした魂は何かで補充しなければいけません。そのエネルギーになり得るのがオフレポだと思っています。ぜひ旅の思い出に備忘録として残されてほしいと思います。
貴重な機会を下さった大好きなぼんこふさん、一緒に働いた運営の皆さん、大会の運営にご協力いただいた参加者の皆さん、関わって下さった全ての方に感謝します。ありがとうございました。
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